tori03’s diary

写真を撮ることが好きなエンジニアの日記です

大学に行くと若返った気分になれる」

先月のことですが会社の休みを取って近畿大学の学生さんとのワークショップに参加してきました。今回のテーマは観察(オブザベーション)とパターン・ランゲージ。

UXKANSAIのワークショップの中で今年最も苦戦したテーマ。夏のときと同じくテーマは「人はどんなときに嬉しいのか」。不安に感じながらもリベンジに挑戦。今回の観察対象は「大学生」気づけば大学を卒業してから6年が経過し自分もおじさんの仲間入り。

 

まず一緒に回った学生さんと話していて気づいたことは友達と会うと必ず「何してんの?」と確認すること。他の学生がしていることが気になるらしい。自分が学生の頃はあまり気にしなかったことに違和感を覚える。

 

観察を終えて戻ったあとは観察結果の分析。KAカードで人の嬉しさを書き出す。学生さんのを見ると「周りから◯◯と見られたい」など、誰か他の人から自分がどう見られるかという視点ばかりで「自分が◯◯したい」という主体的な言葉が出てこないことに気づく。


ここでも違和感。もう少し自分どうしたいのかもう少し考えた方がいいのでは?とお節介なことを思う。昔よりSNSやLINEなどのコミュケーションツールが発達したせいで
周りからの目を気にしないといけなくなったようだ。自分が友達のグループから仲間はずれにされていないか。常に不安に感じているように見えた。テクノロジーが発達がしても必ずしも人間の嬉しさには繋がらないんだなということを再認識した。

 

逆に今の学生さんがスゴイなと思ったところは積極性。観察中のヒアリングは一発目から質問に行く。自分が学生のときはそんなことはできなかったので大したものだと思う。

 

自身の振り返りとしてはエクストリームな行為を見るのではなく、共通していることは何かを考えて回れるようになったのは進歩だったが、他のメンバーはユーザーの性別、年齢なども見て偏りすぎないようにみたとか、集団としてはどうかなど、さらに上を行っていた。自分もまだまだなと思いつつ次の日へ。