tori03’s diary

写真を撮ることが好きなエンジニアの日記です

Xデザイン学校 #01 三年目の匂い

やや投稿が遅れてしまいましたが去年に引き続きXデザイン学校の大阪校でUXデザインの勉強(実践)を引き続き行うことにしました。去年と同じYahooさんの大阪オフィスにお邪魔したときに入って匂いを感じた瞬間に帰ってきたなーと感じました。今年は研究生として自分の会社をテーマに新しいサービスを考えていきます。

 

前回は写真を撮っていて先生の講義があまり聴けなかったので、まずは先生の講義を聞いて気を引き締め直してました。講義のなかで今の自分の中刺さったのは「学ぶ姿勢」と「コトとモノ」の関係。

 

■「学ぶ姿勢」
これから学ぶのであれば、今までのことをすべて忘れてゼロから学び直すこと。今でのものにプラスにするのはNG。よく商品の開発では機能の足し算はよくないと言われるが、学びにもこれが当てはまると聞いて確かにな感じた。新しく学んだことは必ずしも今の延長にあるわけではないし、相性が良いとは限らない。自分自身でそれを見極めて掛け合わせていくことが大切なんだろうなと理解した。


■「コトとモノ」の関係
良いサービスを作るとモノが売れる。自分自身はモノしか作ったことがないので、サービスを考得るときにモノと結びつかなくなってしまうことが多い。AppleiPhoneやその中のアプリなどのモノで利益を得ているが、顧客が買おうとしているのはそれで得られる体験であり、サービス。だから顧客が得られる体験、サービスが素晴らしければiPhoneやアプリが売れる。この話を聞いてスッキリした自分がいたが、それを作るにはどうすればよいかという次の疑問が湧いた。

 

■研究:人と情報の新しい関係
先生の講義を聞いたあとはチームごとに自分たちの研究に取り組む。アイデアを持っていった段階でシーズ発想だと怒られてこともあり、人はどんなことに嬉しいかをもう一度考え直す。その中から出てきたのは、「人と情報の新しい関係」。最近せっかく旅行中なのにスマホばかり見ている人が多いが、それって本当に嬉しいのだろうかということに疑問が湧く。

 

■研究を進めるにあたり
研究を進める前に去年の反省を含めて、研究の進め方をチームのメンバーと考える。その中で出てきた気をつけたいことは3つ

 

1.早くサイクルを回す
 去年は9ヶ月間かけて1サイクルを回したが、今年は早くプロセスを回す。早めに間違いに気づければ、より良い答えに近づける。
 
2.最初に頑張る
 早くサイクルを回すために最初に頑張る。締切直前に頑張るのは二流のすること。締切直前になっても余裕が持てるのが一流。自分はまだまだ未熟だけどそこを目指す。
 
3.サービズの広がりを意識する
 去年の最大の失敗の一つはペルソナに設定したユーザがエクストリーム過ぎてサービスに広がりがなかったこと。そうなった原因はセミナーに参加しているメンバーの声だけで全てを考えたことにあった。なので今年は早く外にでかけユーザーの行動、声を分析して広がりがあるサービスを目指す。

 

■最後に
今年最大の目標は「UXデザインを”趣味のお勉強”ではなく”実践”する」こと。本気で使わなければ身につかない。今年はそれを肝に命じ取り組んでいきます。