tori03’s diary

写真を撮ることが好きなエンジニアの日記です

UK KANSAI #1 ブートキャンプ

◇キーワード 

 

・スキル≠技術・知識+判断

・体験≠経験

省察と外化

・リフレーミング


イントロダクション

イントロダクションはUXの話ではなく、これからセミナーに参加するときの姿勢・ポイントなど。この第一回の話がこれからのセミナーの全てのエッセンスを全て含んでいるという先生の話を聞いて、ハッとする。去年参加していたからわかるが去年上手くできなかったこと・苦しんだことがたくさんある。そして今年もこれからそれに向き合うことを。

 

・スキルと技術の違い

スキルと技術は似て非なるもの。技術は個々の職業の文脈に依存する。つまり流行り廃りがある。いま会社ではディープラーニングが流行っているが、いつかは別のものが出てくるだろうし、まったく違う職種にいったらディープラーニングの知識はいらない。そこに「判断」が加わることでスキルになる。「判断」とは課題発見能力とか色々あるのだろうけど一言にすると「考える力」なんだとおもう。技術を自分に取り込んで応用する力それを身につけるには

1)常に「そもそも」「なぜなぜ」

2)モノではなくヒトをみる

3)常にゴールを意識する(本当にゴールはあっているのか)

4)他の人とは違う方向から見る

の4つを意識して癖にすること。自分が一番弱いのは「3)常にゴールを意識する」力。最初に考えるのには時間を使うけど、一度決めたら猪突猛進で人の話を聞かなくなるのは自分の悪いところだなと反省。課題は常に変わるし、それに合わせて当然ゴールも変わる。

 

体験≠経験

体験と経験の違い。体験はただやっただけ。経験は体験したことを学び、自分に取り込むこと。「普段の仕事もただの体験になっているんじゃない?」という先生の言葉が胸に突き刺さる。体験を経験に昇華させるためには次の4つのステップが必要。

1)具体的な体験

2)省察

3)概念化

4)試行

自分にできていないのは「2)省察」経験を多様な観点から振り返ってその体験がなんだったのかを振り返って、体験の中に隠れている本質だったり雑味とかを取り出す力。普段忙しいことを言い訳にしてできていないなと反省。あとできていないのは外化。昔から自分が意見を全面に出すのは本当に苦手。今年はセミナーは自分の意見もしっかり出すことを一つの目標にやっていきたい。

 

スパゲッティカンチレバー

アイスブレイクのマシュマロチャレンジを去年やってしまっていたので、今年はスペゲッティカンチレバーに挑戦。去年マシュマロチャレンジをやっていたおかげで作るのは大きな苦労もしなかったがチームマネジメントを反省。ワークショップはみんなで決めるのではなく、リーダーがみんなの意見を平等に聞いて決断することが大事。作業をする人と指揮する人、役割分担をした方が上手く進むことが大切。役割分担をすることで誰がどこで決断をしなければならないかが明確になる。


最悪トラベル

 最悪トラベル。去年やっていたから別のアイデアをとおもっていたけど、結局自分が思ってる旅行イメージから逃れられず。先生からの「海外に行くことだけが旅じゃない、近所の知らないお店に行くのだって旅なんじゃないの?」という言葉をかけられるも、次はそのイメージにとらわれてしまう自分に気づいてリフレーミングの難しさを改めて痛感する。最悪な旅行も「誰」にとっての最悪なのか?を考えないと、自分にとっての最悪しかアイデアが出てこないことに気づく。でもその誰かが自分のイメージが沸く人じゃないとアイデアってなかなか出てこないから、やっぱりそれがフレームになりかねない難しさに気づき悶々としてしまう


最悪トラベルのソリューション

次のお題は「隣のチームが考えた最悪な旅」の課題を解決するサービスを考える。自分たちに与えられたテーマは「旅行先で不死身になってしまった男のお困りごと解決」という無茶難題を受ける。「不死身の男」のお困りごとはなんなのかと考え、アイデアを出した班にもヒアリングをした結果「孤独」がお困りごとだと定義した。そのソリューションとして考えたのはSNSやLINEなどインターネット上の情報を集めて、会いたい人の人格を再現していつでも会える。お友達AI。

◯去年から進歩した点

ふざけ半分のネタでなく、お金がどうやったら発生させられるサービスにできるのかを考えるのを意識できたこと。面白いだけでなく、そこに「尊敬されるビジネス」の要素はないかを考えれたことは良かった。

×反省点

「不死身のお困りごと=孤独」の定義までは良かったが、先生の言うとおり解決策が「死んだ人に会える」というのが短絡的過ぎたのかもしれない。死んだ人の情報を元に代わりをしてくれるAIは本当に人に幸せになれるんだろか?他の参加者の方から、お父さんが亡くなった、娘さんが困ったときに本当の父親の代わりにアドバイスを送ってくれる父親AIがあるならAIのために自分のデータを提供してもよいと言われる。確かに死んだ人に会いたいのは、その人に相談したいことがあるとき、頼りたいと思うとき会いたいんだなと思う。その点をもっと深掘りすればもっと人間的なアイデアが出せたかもしれない。

 

二次会

都合のつくメンバーへ二次会へ。去年同じチームだったT氏のジビエトークで大盛り上がり。ハクビシンがとても美味しいというトリビアを教えてもらいました(←一体いつ役に立つのかは謎 )。真面目な話としてはアウトプットをどうするかというテーマについてお互いに話す。自分としてはUXセミナーの学びを本業に反映させて、経験へと昇華させるか。エンドユーザーとの距離が遠く接する機会の少ないBtoBビジネスをしている仕事にどうやって反映していくのがよいのかは去年からの最大の課題。